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Lesson 5

Alex's Lemonade Stand
アレックスのレモネード屋台

Part 1

stand   屋台、売店
probably たぶん・おそらく~でしょう
(確率の高いときの表現です)
tradition 伝統
yard 庭
a glass of ~ コップ1杯の~
thirsty のどが渇いている
neighbor 隣人、近所の人
earn 稼ぐ、儲ける
pocket money  少額のお金、小銭、お小遣い
sale 販売活動、売上高
foundation 基金
research 研究
childhood 幼年時代、子供の頃
cancer   ガン

found 設立する
grow into ~   ~に成長する
organization 組織
volunteer   ボランティア、自発的無償行為者
(英語も日本語も活動を言い表す言葉ではありません。人を言い表す言葉です)
nationwide  国中で、全国的な規模で
set up ~   ~を立ち上げる・設立する・建てる
besides ~  ~に加えて
various いろいろな
event 出来事
annual 年に一度の、毎年の
charity 慈善活動
racehorse 競走馬
owner 持ち主
donation 寄付
every time ~   ~するときはいつも、~のたびに
come in frist 1着になる


たぶん、父の日についてはすでに知っていらっしゃるでしょう。しかし、父の日の前の週の金曜日、土曜日、日曜日に何があるのかご存じですか? 合衆国には、「レモネードの日」があります。夏に、小さな子供たちが自宅の前の庭でレモネードの屋台を開くのが、長い間の伝統になっています。お金を少し手に入れるために、子供たちは、のどのかわいた近所の人たちにコップに入ったレモネードを売ります。しかし、レモネードの販売から入ってくるお金は、アレックス・レモネード・スタンド基金(ALSF)と呼ばれる慈善団体に送られ、それから、小児がんの研究のために使われますから、「レモネードの日」は、他の日とは違って特別なのです。

ALSFは2005年に設立され、それ以来ずっと、大きな組織へと成長してきています。毎年、全米中のボランティアが、数千ものレモネード屋台を作ります。レモネード屋台の他にも、モジョ・モジョ毎年恒例のレモン・ボールや小児がん・チャリティ・サミットのようないろんな行事があります。アレックスと名づけられている競走馬さえいます。レースでアレックスが1着、2着、3着になるといつも、その馬の持ち主は寄付をします。

アレックスはどんな人で、なぜそんなにもたくさんの人がALSFを支援するのでしょうか?


Part 2

shortly   少し、まもなく、すぐに、手短に
diagnose   診断する
a type of ~ 1種の~、~の1種
operation 手術
completely  完全に
remove   取り除く

slightly   ほんの少し、わずかに
leg 脚
request 要望、リクエスト
kick ける、蹴飛ばす
crawl   這う、這って進む
leg brace  下肢補強金具
work hard 熱心に働く
build up ~    ~を作り上げる
strength   強さ、強靭さ
appear to ―   ―のように見える・思える
get better   よくなる、快方に向かう
terrible 恐ろしい、ひどい
discovery 発見repeat 繰り返す
hospitalization   入院

make friends with ~    ~と友達になる
cheer ~ up    ~を元気づける
promise to ― ―する約束をする
someday いつか
cure   治療する、治療法


アレックス・スコットは1996年1月18日、コネチカット州マンチェスターに生まれました。1歳の誕生日の少し前に、小児がんの一種だと診断されました。アレックスは12時間の手術を受けましたが、ガンは完全には取り除かれませんでした。医師たちは両親に、アレックスは2度と歩けないだろうと言いました。しかし、2週間後、両親が蹴ってみてと言ったとき、アレックスは少しだけ足を動かしました。2歳の誕生日までには、はって歩いて、アスカ・アスカ脚に補強金具をつけて立ち上がることができました。アレックスは歩くのに十分な強さを身につけようと懸命に頑張って、快方に向かっているように思えました――ガンの再発という恐ろしい発見があるまでは。入退院を繰り返す生活が始まりました。

病院にいる間に、アレックスは、もう1人のガンの女の子と友達になりました。2人の女の子はお互いに励まし合い、いつか一緒に遊ぼうと約束しました。アレックスが退院できるほどよくなると、その友達にこう言いました。「世界中のお医者さんがガンの研究をしてるのよ。私たちを治す方法を見つけてくれるよ。2人ともよくなったら、外で遊べるね」


Part 3

major operation 大手術
happen to ―   たまたま―する
television program テレビ番組
the idea of ― ing ―するという考え・アイディア
(《 名詞 + of +  ― ing 》 = 同格の of です「―するという名詞」と訳します)
raise   育てる、お金を集める
get out of ~ ~から出る・立ち去る・逃げる
lawn 芝生
outfit     服装の一そろい

news ニュース、知らせ
spread-spread-spread 広がる
line up   1列に並ぶ
cent セント
as much as ~   ~も多くの
further   さらなる
treatment 治療法
find it exciting to ― ―することが刺激的だ・ワクワクさせるとわかる
decide to ― ―する決心をする
make it an annual event それを毎年恒例の行事にする


2000年、アレックスは4歳の誕生日の翌日、大きな手術を受けました。入院中、アレックスはたまたま、レモネードの屋台についてのテレビ番組を見て、ガン研究のためのお金を集めるためにレモネードを売るというアイディアを思いつきました。

「退院したら、レモネードのお店、持ちたいの。ガンの治療法を見つけるのに役立つように、売ったお金をお医者さんにあげたいの」と、お母さんに言いました。その年の夏、アレックスとお兄さんのパラパラパトリックは、最初の「小児がんのためのアレックスのレモネード屋台」を自宅の前の芝生に作りました。アレックスは「レモネードの服」を着てとても嬉しかったのです。

近所の人たちはアレックスのレモネードを買いました。小さな女の子がガン研究のためにお金を集めているというニュースが広まりました。アレックスと家族は、ますます多くの人が50セントの飲み物を求めて列に並ぶのを見ました。アレックスと家族はアレックスがいつも通う病院のために2,000ドルも集めました。

2001年、アレックスと家族は、もっと大きな病院で、もっと進んだ治療を受けるために、ペンシルバニアに引っ越しました。アレックスにはレモネードを売ることはワクワクすることだとわかっていたので、レモネード屋台を毎年の恒例にすることに決めて、新しい自宅の前の庭に2つ目の「アレックスのレモネード屋台」を開きました。


Part 4

continue to ― ―し続ける
yearly   毎年、年に1回の
as ~ ~しながら
battle 闘う
believe it important to ― ―することが大切だと信じている
(ここで突然ですが、本文中にヘンテコなカタカナの言葉が4か所に紛れ込んでいる点はもう既にお気づきのことと思います。気にしないで、読み飛ばしてください)
in one’s word ~の言葉そのままで
kid 子供
go away   なくなる、消滅する

hope to ― ―することを希望する
ask 人 if ~ ~かどうか人に尋ねる
get worse 悪くなる、悪化する
in all fifty states 全米50州で、アメリカ合衆国にある50の州すべてで
campaign 運動、活動、選挙運動

pass away  亡くなる
peacefully 安らかに
by the end of ~ ~の終わりまでに
her dream of ― ing ―するという彼女の夢
(同格の of です)
realize 実現する
in memory of ~  ~を記念して
courageous 勇敢な、勇気のある
establish 設立する

spirit 精神
live on through ~ ~を通じて生き続ける
express 表現する
favorite お気に入りの
saying 格言
When life gives you lemons, make lemonade!  人生がレモンを君に与えるなら、 レモネードを作れ! →逆境にあっても、その中でベストを尽くせ! 
(英語の lemon には何かとよくないイメージがあるようで……ここでは詳しくは言えませんが……嫌いじゃない言葉です)

アレックスは自分自身のガンと闘いながら、毎年、レモネード屋台を開き続けました。「子供はみんな、自分のガンをなくしたいって思ってる」(アレックス自身の言葉)んだから、小児がんの研究のためにお金を集めることは大事だと、アレックスは信じていました。

100万ドル集めたいの――2004年のある日、アレックスがテレビのレポーターにそう言っているのを、アレックスのお母さんは聞きました。100万ドル集めるなんてできるのかどうか、両親が聞くと、アレックスは「国中の人がレモネードのお店を作ったら、できると思うわ」と答えました。6月12日、アレックスの健康状態はアヤネ・アヤネ悪くなっていましたが、5回目のレモネード屋台を作りました。同じ日、50の州全部と、カナダと、フランスでレモネード屋台は開かれました。30万ドルを集めて、最初の「全米レモネードの日」運動は大成功でした。

悲しいことに、アレックスがレモネードを売るのは最後でした。8月1日、アレックスは自宅で安らかにこの世を去りました。しかし、その年の暮れまでには、100万ドルを集めるというアレックスの夢が実現し、次の年には、勇気のあるこの女の子を記念してアレックスのレモネード・スタンド基金が設立されました。

アレックスの精神は、その基金で熱心に働くボランティアを通じて生き続けています。アレックスの精神は、お気に入りの格言によく表されています――「逆境にあっても、その中でベストを尽くせ!」

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